仕事やプライベートなど、日常生活の中でどのような言葉を使っているでしょうか。別の言い方で伝えたいのに言葉が見つからなかったり、自らの語彙力の乏しさを悔やんだりする経験はありませんか？また、言葉遣いが綺麗で洗練されている人は知的に感じ、そんな「デキる」と思われる人に憧れを持つ人が多いのではないでしょうか。そこで今回は、センスが光る！使えるとかっこいい知的に聞こえる言い回しについてまとめていきます！日常的に簡単に取り入れられる言い回しを紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。
日常的に使える 言い回し
判断する
仕事のメールや報告の際などで多用しがちな「考える」という言葉の代わりに使うことができます。「〜と考える」は主観的に感じたり、思ったりしていることを表すのに対し、「〜と判断する」は物事の内容や価値などを見比べ、真偽などを考え決めたことを表します。つまり、「考える」よりも客観的に考えた結果出した答えである、というニュアンスを相手に伝えることができます。
最善を尽くす
「頑張ります」という言葉は、仕事場で使うのには少し子供っぽい気がしてしまいますよね。「頑張ります」の言い回しに使うことができるのが「最善を尽くす」という言葉です。考えられる方法の中で一番だと思われるものを全力で行うことを表します。「努力します」や「精進いたします」などの言葉も「頑張ります」の言い回しとして使うことができるので、ぜひ頭の片隅に入れておいてくださいね。
問題ありません
日常生活の中で多用しがちな言葉である「大丈夫です」は状況によっては肯定にも否定にも捉えられてしまう曖昧な言葉です。また、この言葉は敬語ではないため、仕事で目上の方に対して使うのは相応しくないと考えられています。肯定な意味での「大丈夫です」を言い換える際に使うことができるのが「問題ありません」という言葉。相手や状況に合わせて、より丁寧な表現の「問題ございません」や少しカジュアルな言い方の「問題ないです」が使われます。
いたしかねます
仕事で何かを断るシーンで使われるのが「できません」という言葉です。「できません」は一応敬語であり、ビジネス上で使うことができないわけではないのですが、より適切な表現として「いたしかねます」が存在します。「いたしかねます」は「〜するのが難しい」というニュアンスを含む言葉で、少し柔らかい表現であるようです。「いたしかねます」を使う前に、「申し訳ございませんが」と一言添えるとよりいいですよ。
使えるとかっこいい 言い回し
逆も然り
ある文で指定された条件や因果の関係を入れ替えても、やはり正しいと言える状況で使われます。「逆もまた正しい」や「逆もまた同様である」という言葉に言い換えることもできます。「AがBである」ということに対し、「その逆も然りで、BはAである」というように使われ、物事の確証をさらに得ることができます。
兎にも角にも
「兎にも角にも」は「とにかく」と同じ意味で使われますが、より知的なイメージを与えることができます。語源としては仏教語の「兎角亀毛」だと考えられており、「兎角亀毛」の意味はウサギに角やカメに毛は存在しないことから、現実にはありえないものの例えとして用いられたり、実際にはないけどあるようなことに対し用いられたりします。
僭越ながら
「僭越」には自分の身分や地位を超えて、出過ぎたことをすることという意味があります。そのため、「僭越ながら」という言葉は自分の身分や地位以上のことをする際に使われる言葉です。上司や取引先へ意見する際の前置きとして使われることが多いですが、少し堅苦しい言葉でもあるため、相手や場面によって同じ意味である「微力ながら」や「恐縮ですが」などと言い換えることが相応しいです。
ご自愛ください
「ご自愛ください」はよく手紙やメールなどの締めの言葉として使われます。あなた自身の体や健康状態に気をつけてください、という意味が込められており相手のことを気遣う言葉でもあります。この言葉を使う際の注意点は、体調を崩している人には使うのを控えること。代わりに「ご回復をお祈りしております」や「どうか大事になさってください」などの言葉を使いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は「センスが光る！使えるとかっこいい知的に聞こえる言い回し」についてまとめました。ビジネスシーンだけではなく、日常的に使えると知的に思われること間違いない言葉もあったのではないでしょうか。ぜひ日常的に言い回しを取り入れて、「デキる」と周りから思われるような人を目指しましょう！
