テレビで気品あふれる姿やいろんなことに前向きにチャレンジする姿が印象的なデヴィ夫人ですが、若い頃に美人だったことは有名な話です。しかし、デヴィ夫人の美貌の裏に隠された壮絶な人生を知ると、波瀾万丈な生き方に驚かされます。また、娘や孫など家族構成についても気になるところです。本記事では、デヴィ夫人の若い頃の美しさ、幼少期から結婚までの歩み、そしてイケメン孫までを分かりやすくご紹介します。
若い頃のデヴィ夫人の魅力
デヴィ夫人の若い頃が注目されるのは、当時の圧倒的な美しさとシンデレラストーリーのような人生が大きな理由です。若い頃のデヴィ夫人は、真っ白な肌、深い瞳、しなやかな姿勢が目を引き、黒柳徹子さんの若い頃も大変お美しいのですが、デヴィ夫人の美貌は日本国内だけでなく海外の社交界でも「東洋の真珠」として話題になるほどでした。当時の写真を見ると、エキゾチックな顔立ちで、日本人離れした華やかさを持っています。モデル出身ではないにもかかわらず、自然な気品が漂い、どの角度から撮られた写真も“女優のよう”と評されるほど美しい。また、若い頃のデヴィ夫人は、外見だけでなく内面も魅力的でした。というのも、自立心が強く、短期間で英語を習得したりマナーを身につけたりして、誰もが認める“国賓級の女性”へと急成長されました。デヴィ夫人の素晴らしいところは、ご自分の境遇を嘆くのではなく、必死の努力で人生を切り開いたその姿勢でしょう。デヴィ夫人の生き方に憧れを抱く女性がいるのもうなずけます。
幼少期から青春期の歩み
まずは、デヴィ夫人の幼少期を振り返ってみましょう。デヴィ夫人は東京都西麻布で生まれ、終戦直後の厳しい環境のなかで育ちました。裕福ではなく、金銭的に苦労の多い生活を送っていたことが知られています。しかし、幼い頃から美意識が高く、姿勢や振る舞いを大切にしていたと言われています。学校でも目立つ存在で、周囲から「綺麗な子」と噂されることもありました。ただ、美しいだけでは乗り越えられない苦労も多く、生活のために早くから働き始めることになります。
青春期の暮らし
青春期のデヴィ夫人は、家計を支えるために高校入学と同時に生命保険会社で働きながら、高校に通う多忙な日々を送っていました。家計は厳しく、食べ物が十分に手に入らない時期もあったため、学校や本業の合間の昼休みや休日などに喫茶店などでアルバイトを掛け持ちしていたそうです。どんなに過酷な環境でも、常に前向きで努力を惜しまなかったといいます。
無名女優からクラブ勤務へ
10代後半になると、デヴィ夫人は映画会社のエキストラや、銀座の高級クラブで働くようになります。そして、ここでの出会いが人生の大きな転機を生むことになりました。高級クラブで働いていた時に、立ち居振る舞い、礼儀作法、語学などを徹底的に学びました。若い頃の美貌に加え、知性とマナーを身につけたことで、彼女は一目置かれる存在となりました。
スカルノ大統領との出会いと結婚
デヴィ夫人といえば、大統領夫人になるという現代のシンデレラストーリーを実現された方ですので、次は、大統領夫人になった軌跡について解説します。
スカルノ大統領の夫人となる
若い頃のデヴィ夫人が世界的な注目を集めるきっかけになったのが、インドネシア初代大統領スカルノ氏との出会いです。高級クラブでの接客を通じて紹介された当時、まだ20代前半だったデヴィ夫人は、その美貌と知性でスカルノ大統領の心をつかみます。スカルノ大統領は彼女に“日本名・ラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ”という名を授け、公の場にも積極的に同伴しました。周囲に「東洋の真珠」と呼ばれるほどの美しさで、各国の要人からも賞賛されたと言われています。
スカルノ大統領亡き後の人生と転機
「私のインスピレーションになってください」というスカルノ大統領からの熱烈なプロポーズを受け、デヴィ夫人は知っている人が誰もいない異国の地へ嫁がれました。結婚生活は幸せだったと語られています。
インドネシア政変とスカルノ大統領の失脚
インドネシアの政変によりスカルノ政権は崩壊しました。政治的な混乱の中、デヴィ夫人は愛するスカルノ大統領と離れ、国外へ脱出しなければならなくなりました。華やかな生活から一転、不安と孤独に直面することになりました。
スカルノ大統領の死後
亡命先のパリでは、社交界で活躍しながら自身の力で生計を立てていきます。若い頃に培った語学力とコミュニケーション能力がここで大きく活き、慈善活動や文化交流にも積極的に関わるようになります。やがて日本でのタレント活動が始まり、歯に衣着せぬ発言と品のある佇まいで人気を獲得。壮絶な人生経験を経て身についた芯の強さ、どんなことにも前向きにチャレンジする姿などが多くのファンを魅了しています。
デヴィ夫人の家族構成
デヴィ夫人の家族は、
- スカルノ大統領
- 娘のカリナ夫人
- 孫のキラン
が中心となります。家族の中でも特に話題になるのが、娘の優しさや、孫のイケメンぶりです。若い頃のデヴィ夫人が世界に愛されたように、家族もまた華やかさを受け継いでいます。
娘カリナ夫人のプロフィール
娘のカリナ夫人は、スカルノ大統領とデヴィ夫人の間に生まれた一人娘です。気品のある顔立ちで、母親に似た華やかさを持っています。幼い頃から海外で育ち、英語・フランス語など多言語を使いこなせる才媛として知られています。結婚後はパリを拠点に生活しており、社交界にも顔を出すことがあるようです。
イケメン孫キランの魅力
孫のキランはSNSなどで話題になるほどのイケメンです。顔立ちは母親譲りの端正な美しさで、デヴィ夫人の若い頃の雰囲気も感じられます。身長が高く、落ち着いた雰囲気があり、モデルのような存在感なので、インスタに登場するたびに「イケメンな孫」として大人気です。キランは、海外の大学に進学しているので日本のメディアへの露出は少ないですが、デヴィ夫人はたびたび自身のSNSで写真を投稿し、祖母としての愛情を示しています。
まとめ
若い頃のデヴィ夫人は、美貌だけでなく努力と行動を惜しみませんでした。幼少期からの苦労を乗り越え、世界的政治家の夫人となった人生は、今もなお、多くの人を惹きつけています。家族構成やイケメンな孫の存在も含め、今後も注目され続けるのではないでしょうか?





