皆さんは世界で活躍している『ゴーゴーダンサー』という職業をご存知でしょうか。音楽に合わせて踊るダンサーで、ヒップホップやソウルなどのストリートダンス、ジャズやタップなど様々な曲に合わせてパフォーマンスする職業です。今回はそんな世界中で活躍しているゴーゴーダンサーの給料や仕事内容をご紹介します。
ゴーゴーダンサーとは
ゴーゴーダンサーとは、ナイトクラブなどでセクシーなダンスを披露するダンサーのこと言い、起源は1960年代にカリフォルニア州ウェスト・ハリウッドのナイトクラブ「ウィスキー・ア・ゴーゴー」で、ミニスカートにゴーゴーブーツといういでたちの女性たちが始めた軽快かつセクシーな形態のダンスだと言われています。現代でのゴーゴーダンサーは音楽に合わせて踊るダンサーで、ヒップホップやソウルなどのストリートダンス、ジャズやタップなどのシアターダンスなどでパフォーマンスしており、それを仕事としている人たちのことを言います。
ゴーゴーダンサーの仕事内容
ゴーゴーダンサーの仕事内容はクラブやイベントでダンスを披露して客を盛り上げ、フロアでドリンクを販売することが主な仕事内容となります。国内外のイベントやクラブ、フェスなどで踊り、 ダンスの時間は1回あたり10〜15分ほどで1時間に1〜2回程度ステージに立つことが多いようです。 フェスやイベント以外での仕事内容はミュージックビデオへの出演や海外出張などがあり、その活躍の場は多く日本にも多くのゴーゴーダンサーチームが存在します。
ゴーゴーダンサーの給料
気になるゴーゴーダンサーの給料ですが、会社によっても大きく変わるようです。日給制で1万円〜1万5,000円程度のところもあればそれ以上のところもあるようでした。地方出張ゴーゴーダンサーサーや米軍基地での仕事、モデルの仕事で雑誌に掲載されることもあったりと活動の幅が広いのもゴーゴーダンサーの特徴のようでした。中には最高月収が3桁という話も聞き、ダンスを踊るのが好きな人であれば夢のような仕事なのではないでしょうか。
一般的なダンサーとは何が違う?
ゴーゴーダンサーと一般的なダンサーとの大きな違い、それは決まった振り付けというものが存在しないというところにあります。お立ち台の上やケージの中でセクシーなダンスを披露して入場者の目を楽しませるというその伝統は今も引き継がれており、自分をどう見せてお客さんに楽しんでもらうか、その場の空気を感じて女性らしいセクシーな動きで自己表現するという特徴があります。
日本の有名なゴーゴーダンサーチーム
日本の有名なゴーゴーダンサーチームは「CYBERJAPAN DANCERS(サイバージャパンダンサーズ)」というチームでハウスプロデューサーのMITOMI TOKOTOが結成したチームと言われています。モデルや学生、ショップ店員などさまざまなバックボーンを持つメンバーで構成されており、日本全国のクラブはもちろん韓国や中国、シンガポールなどアジア圏にも進出して海外にも多くのファンを持つチームになっています。
まとめ
今回は世界中で活躍している『ゴーゴーダンサー』の給料や仕事内容をご紹介しました。元はハリウッドのナイトクラブで始まったゴーゴーダンスの歴史、その後のディスコ時代やクラブ時代にも引き継がれ、今もまた今の時代に沿ったゴーゴーダンサーが活躍しています。大好きなダンスを踊り、それを職業として世界中を周るなんてダンス好きにはたまらない職業なのではないでしょうか。これまで引き継がれてきた伝統を守り、これからも活躍していってもらいたいものですね。