錦織圭が復帰戦でいきなり優勝!日本テニス選手の成績まとめ

錦織圭が復帰戦でいきなり優勝!日本テニス選手の成績まとめ トレンド

2023年、日本テニス界に大きなニュースが飛び込んできました。日本のエース錦織圭選手が度重なる怪我から1年8ヶ月ぶりに試合復帰。いきなり優勝する快挙を達成し、圏外だったランキングも500位台ではありますが復帰しました。今後は徐々にツアーのレベルを上げていく予定とのことで今後の活躍が期待されます。

日本男子テニス界は錦織選手の離脱中も若手、中堅の選手が着実にステップアップをしていました。そこで今回は世界を転戦する日本人選手の7月10日時点での2023年の成績をまとめていきます。

錦織圭(7勝2敗 最高順位501位)

まずは復帰初戦となったカリビアン・オープンに勝利し、現在3選目を戦う錦織圭選手の成績をまとめます。今後はシカゴ・チャレンジャー、アトランタ・オープン(ATP250)、ムバダラ・シティDCオープン(ATP500)への出場を予定しています。そして四大大会では全米オープンへの出場が有力視されています。

カリビアン・オープン

※1年8ヵ月ぶりの復帰戦

大会名 カリビアン・オープン(Caribbean Open)

カテゴリ ATPチャレンジャーツアー

開催期間 6月12日(月) ~ 6月18日(日)

開催地 プエルトリコ/パルマス・デル・マール

サーフェス ハードコート

ラウンド 対戦相手(Rank) スコア

1回戦   C.ラングモ(333) 6-2, 6-4

2回戦   M.クルーガー(258) 4-6, 6-3, 6-2

準々決勝   A.ウォルトン(254) 6-4, 6-2

準決勝    G.ハイデ(423) 6-4, 6-2

決勝     M.ゼン(1118) 6-2, 7-5

Rank:2023年6月12日付の世界ランキング

クランブルック・テニス・クラシック

大会名 クランブルック・テニス・クラシック(Cranbrook Tennis Classic)

カテゴリ ATPチャレンジャーツアー

開催期間 7月3日(月) ~ 7月9日(日)

開催地 アメリカ/ブルームフィールドヒルズ

サーフェス ハードコート

錦織:世界ランキング501位

ラウンド 対戦相手(Rank) スコア

1回戦 A.ウォルトン(237) 6-1, 6-2

2回戦 D.クドラ(180) 4-6, 6-3, 3-6

Rank:2023年7月3日付の世界ランキング

シカゴ・チャレンジャー

大会名 シカゴ・チャレンジャー(Chicago Men’s Challenger)

カテゴリ ATPチャレンジャーツアー

開催期間 7月10日(月) ~ 7月16日(日)

開催地 アメリカ/シカゴ

サーフェス ハードコート

錦織:世界ランキング501位

ラウンド 対戦相手(Rank) スコア

1回戦 A.ガラルノー (215) 7-6(3), 6-1

2回戦 S.マンスーリ or J.マッケイブ                   

Rank:2023年7月3日付の世界ランキング

西岡良仁(13勝11敗 最高順位24位)

続いては錦織圭選手不在のなか日本のエースとして活躍した西岡良仁選手の成績をまとめます。

2023年1月に行われた全豪オープンでは自身初のグランドスラムベスト16入り、6月に行われた全仏オープンでベスト16入りを果たすなど活躍を見せています。残念ながら先日行われたウインブルドンではコロンビアのD.ダラン選手に4-6,3-6,3-6のストレートで敗れてしまいました。

西岡選手は2023年のクレーシーズン(およそ1ヶ月半)を素晴らしい成績で過ごしました。4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(ATP500)で3回戦に進出。続くムチュア・マドリッド・オープン(ATP1000)でも3回戦に進出。5月に入り、サルデーニャ・オープン(ATPチャレンジャー)では2回戦敗退。BNLイタリア国際(ATP1000)は2回戦敗退。そして全仏オープンでは初のベスト16という結果を残しました。この結果2023年のクレーシーズンでおよそ約5,300万円を獲得しました。

2023年7月6日「ウェザーニュース」のお天気キャスター檜山沙耶さんとの交際報道もあり、今後の更なる活躍に期待がかかっています。

綿貫陽介(4勝5敗 最高順位107位)

7月に行われたウインブルドンで予選をラッキールーザーで突破し、見事初戦突破を果たした綿貫陽介選手も注目の選手です。2回戦では4‐6,7‐5,2‐6,2‐6で第19シード、元世界ランキング2位、東京五輪金メダリストのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に完敗しました。しかしこの活躍でウインブルドン終了時点での世界ランキングは自己最高の101位まで上昇することが確定。自身初のトップ100も目前になってきました。

ダニエル太郎(9勝8敗 最高順位92位)

2018年のパリバ・オープンでノヴァク・ジョコビッチ選手(セルビア)を撃破し、昨年の全豪オープンで元世界ランキング1位のアンディー・マレー選手(イギリス)をストレートで下したことで注目の選手となったダニエル太郎選手は、2023年シーズンも着実に結果を残しています。全豪オープン、全仏オープンでともに2回戦進出。ウインブルドンこそ世界ランキング36位のB.シェルトン選手にフルセットの末敗れ1回戦敗退だったものの期待の持てる試合でした。

最後に

今回は錦織圭選手が復帰したことで再度注目が集まる日本男子テニス界のトップ選手をまとめてきました。

西岡良仁選手が頭一つ抜けた活躍をしていますが、綿貫陽介選手、ダニエル太郎選手も素晴らしい戦いを見せてくれています。これで錦織選手が復帰し、さらに刺激し合いながら成績を残し続けていってほしいですよね。