３月３日の東京株式市場で、スノーピーク株が一時前日比194円（７％）高の2994円を付けたことがニュースになったことはご存知ですか？
新型コロナウイルスの感染拡大で「まん延防止等重点措置」が延長と、コロナ禍が長引くなか、密を避けたキャンプなど、アウトドア需要が続くだろうという期待から、スノーピークの株を買う人が多かったためです。
スノーピークの2021年12月の純利益は、27億円と過去最高（前の期比2.6倍）。
日本のみならず、アメリカや韓国など世界的なキャンプ需要の高まりで、海外事業の成長期待と業績への安定感で注目を集めている『スノーピーク』。
２月末に食品事業で新会社を設立したことを発表しています。
その看板商品の１つとして販売を予定しているのが『雪室食パン』。
一体どんな食パンなんでしょうね？
新事業も気になるところです。一緒に見ていきましょう！
新会社「スノーピーク ローカルフーズ（Snow Peak Local Foods）」
２月末。スノーピークが、新潟県三条市を中心に飲食店を展開するグレートカンパニー（GreatCompany）と共同で、食品の開発や製造を手掛ける新会社「スノーピーク ローカルフーズ（Snow Peak Local Foods）」を設立すると発表しました。
スノーピークも新潟県三条市ですから、地元企業同士のタッグです。
相手方のグレートカンパニー（GreatCompany）は居酒屋、ラーメン店、焼き肉店などを展開していて、国産小麦を使用した自家製麺は三条市の工場で作っていますね。
【株式会社グレートカンパニーの概要】
引用元：株式会社グレートカンパニーHP
こちらではお店の味が楽しめそうです ♪
新潟って「カレーまぜそば」が有名なんですね～！寒い時期には、体が温まりそうです。
スノーピークは食に関連した事業として、2015年ぐらいから都市型レストラン「Snow Peak Eat」や地方型レストラン「Restaurant 雪峰」、カフェ「Snow Peak Cafe」を運営しています。
生産者とそこを訪れた人を結ぶ活動として、マルシェや収穫体験なども行っていて、様々なイベントも企画されているようです。新たな出会いも期待できそう♪ アウトドア用品の「住」から始まり、アパレル事業で「衣」、レストランや食品の製造・開発事業で「食」。加えて「働」と「遊」があり、事業展開は大きく分けて５つ。 昨年１１月にはアパレル企業と共同で、宇宙船内服の制作を行っていたりと目が離せません。夢がありますね。
もっとスノーピークを知りたい！という方はコチラ。
引用元：株式会社スノーピークHP
お待たせしました！『雪室食パン』♥
雪国・新潟に古くから受け継がれる文化である天然冷蔵庫「雪室」。
そこで3ヶ月間熟成させた小麦粉と新潟県産コシヒカリの米粉を用いた『雪室食パン』。
米粉、特に米どころ新潟県のブランド米であるコシヒカリを使用しているこの食パン。
トーストにしても中がモッチリ、表面は雪室熟成小麦の香ばしさと、美味しいこと間違いなし！
いつから販売？どこで買えるの？
今年4月15日に開業予定の複合型リゾート「フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ（FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS）」の店頭やオンラインでの販売を計画中
また何か情報がわかれば、追記していきますね～ ( ..)φ
ちなみに「雪室」ですが、「ゆきしつ」ではなく「ゆきむろ」と読みます。
雪室内はほぼ０℃で保たれ、作物自身が凍ってしまわないように、人が甘いと感じる成分をたくわえるそうです。
これを「低温糖化」といい、美味しさの秘密なんだとか。
雪室で熟成させた小麦は糖度が増し、最近はやりの砂糖やはちみつ入りの甘い食パンとは違った、自然で優しい甘さが特徴かもしれませんね。
食べてみないとわかりませんが笑。
小麦の他にも野菜や果物、お肉やお米、日本酒から、お蕎麦、お味噌、醤油、お茶、珈琲など、いろんなものが雪室に入れられて、新しい商品が生まれているようです。
食を通しても、その土地の人や文化、生活が見えてきますね！
まとめ
引き続きコロナ禍での生活が続くわけですが、ここにきてウクライナ情勢をめぐる動きが激しさを増しています。決して他人事ではなく、様々な物価の上昇など、私たちの生活にも大きく影響していますよね。
何よりも平和を願うばかりですが、話はそう単純でないことは明らかです。
コロナがまん延したころから、自分と向き合う時間が増えた方もいらっしゃると思います。
世の中の大きな流れの中に自分もいること。そこでどう自分が在りたいかを日々の生活の中で考えるいいチャンスなのかもしれません。
一過性のブームではなく、長期的な視点で本質的な価値を探している人々にとって、スノーピークは一つの場を提供してくれる会社だと思います。
今後の動向に注目です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
