女子バレーボール日本代表の宮部藍梨選手。日本のスポーツ選手の中では異例の経歴の持ち主でもありますよ。
今回は宮部藍梨選手の家族などについて紹介します。
宮部藍梨の両親は?
宮部藍梨選手のお父さんはナイジェリア人、お母さんは日本の方なので宮部藍梨選手本人はハーフということになります。181㎝という日本人女性としては珍しい長身も、お父さんの血の影響なのかもしれませんね。両親についての詳細な情報は見つかりませんでした。
ただ、宮部藍梨選手といえば高校卒業後にアメリカの大学に留学、編入するなどかなり長い時間海外に身を置いていたことでも知られています。海外留学の選択について、「周囲から反対の声はあったものの家族は応援してくれた」と語っており、宮部藍梨 選手の両親は娘のやりたいことにとても協力的であることが窺えます。
宮部藍梨の兄弟は?
宮部藍梨選手には妹が一人いるのですが、その妹というのが宮部愛芽世選手、妹もバレーボール選手であり日本代表でもあるんです!2022年世界選手権では姉妹揃っての日本代表入りを果たしていますよ!
宮部愛芽世選手は高校卒業後に東海大学に進学し、在学中に日本代表やVリーグデビューを果たすなど活躍。2024年に東海大学を卒業して、正式にVリーグのJTマーヴェラスに入団しています。宮部藍梨選手はヴィクトリーナ姫路所属なので、姉妹で対決することもあるのですね。
姉妹の仲は?
学年で3つ年齢差がある宮部姉妹ですが、宮部藍梨選手曰く「妹の方が姉みたいな感じ」なのだとか。明るいキャラクターで愛されている宮部藍梨選手は、自身の喋り方や性格などを「すごく適当」と称するなど自身の性質を幼いと感じているようで、妹に面倒を見てもらっているという感覚があるようなんです。代表で一緒になった時も共に行動することが多かったようですし、二人の仲は良好のようですね。
なお、宮部姉妹以外の兄弟については情報がありませんでした。宮部家は姉妹二人の四人家族なのかもしれませんね。
宮部藍梨の経歴
日本の女子バレーボール選手としては珍しい経歴の持ち主である宮部藍梨選手。ここからは宮部藍梨選手の経歴について紹介します。
小学3年生でバレーボールを始める
小学3年生の時にバレーボールを始めた宮部藍梨選手。2013年の全国都道府県対抗中学バレーボール大会では、最も将来有望な選手に与えられるというJOC・JVAカップを受賞するなど、当時から優秀なバレーボール選手として頭角を現していました。賞を選定した側も見る目がありましたよね。
高校生で日本代表に
2014年に金蘭会高等学校に進学した宮部藍梨選手は同年10月のU-17、アジアユースバレーボール選手権に出場し、チームの優勝に大きく貢献。MVPにも選出されました。更に全日本高校選手権では1年生エースとしてチームを初優勝に導く活躍を見せましたよ。2015年のワールドグランプリでは高校生でただ一人日本代表に選出され、シニア国際大会デビューも果たしました。
異例のバレーボール留学
高校卒業後は神戸親和女子大学に進学、その途中でアメリカの2年制大学であるサウスアイダホ大学に留学しました。2019年にはミネソタ大学に編入するなど、アメリカでバレーボールの実力を磨いてきましたよ。2022年に6年ぶりに日本代表に選出され、世界選手権などで活躍。同年よりヴィクトリーナ姫路に入学し、待望のVリーグデビューを果たしました。
高校卒業後すぐにVリーグに進まなかった理由は、将来を考え「自分からバレーを取ったら何も無いという状態にしたくなかった」から。また高校時代に腰のヘルニアに苦しんだことなども影響しているようです。
最後に
今回は宮部藍梨選手の両親や経歴などについて紹介しました。姉妹揃って日本代表のスポーツ選手というのはそうそう聞かない話ですよね。宮部藍梨選手のこれからの活躍にも要注目です!