ドラフト4位でオリックスに入団後、日本人初の野手としてメジャーリーグへと挑戦したイチローさん。シアトルマリナーズ、ニューヨークヤンキース、マイアミマーリンズを経験し、MLBシーズン最多安打記録、10年連続200本安打、日米通算4367安打などNPB・MLBにおいて多数の記録を残したまさに「野球の神様」とも言える選手でした。そんなイチローさんはこれまでに多くの名言を残しています。そこで今回は、心に響くイチローさんの名言や努力の天才から学ぶ言葉を紹介していきます。
心に響く!イチローの名言まとめ
まずは、心に響くイチローさんの名言をまとめました。
- 壁というのは、できる人にしかやってこない。超えられる可能性がある人にしかやってこない。だから、壁がある時はチャンスだと思っている。
- 成績は出ているから今の自分でいいんだ、という評価を自分でしてしまったら、今の自分はない
- 結果が出ないとき、どういう自分でいられるか。決してあきらめない姿勢が何かを生み出すきっかけをつくる
- 今自分がやっていることが好きであるかどうか。それさえあれば自分を磨こうとするし、常に前に進もうとする自分がいるはず
- 逆風は嫌いではなく、ありがたい。どんなことも、逆風がなければ次のステップにいけないから
- 大切なのは、自分の持っているものを活かすこと。そう考えられるようになると、可能性が広がっていく
このように、野球をしているだけではなく、仕事をしている人、子育てをしている人など、色んな人の心に響く名言ばかりですね。
努力の天才・イチローから学ぶ言葉
数々の名言を残してきたイチローさんはまさに努力の天才と言えるべき選手です。ここではそんな努力の天才から学ぶ言葉を紹介します。
「できると思うから挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すればいい」
多くの人は何かを挑戦する時「自分は本当にできるのか?」という結果や適合性を考えてしまいますが、イチローさんは結果ではなく、自分がやりたいことをやればいいという考えを示しています。不安や恐怖で諦めてしまう方もいますが、その考えではいつか絶対に後悔してしまう。そうであれば、結果や適合性などは考えず、自分のやりたいように突き進めばいいのです。
「努力せずに何かできるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを『天才』というのなら、僕はそうだと思う」
イチローさんを「努力の天才」と呼ぶ人が多いのは、この名言があるからだと言われています。確かにイチローさんは野球の才能もあったに違いありません。しかし、イチローさんの強さを作っているのは野球の才能だけではなく、努力です。「努力を続けることで何にでもなれる」という勇気をもらえる言葉ですね。
「特別なことをするために特別なことをするのではない。特別なことをするために普段どおりの当たり前のことをする」
この言葉もイチローさんの努力を物語っていますね。初めから特別な存在になれる人間などはおらず、毎日の繰り返しによって特別な存在へと移り変わるのです。楽したり、思ったりするだけでは絶対に特別にはなれず、普段通りの当たり前、努力を続けた人間にだけ訪れるチャンスだと言えますね。
「夢は近づくと目標に変わる」
将来の夢を叶えるためには、夢に近づいて目標として捉えることがキーポイントです。ただ語っているだけでは意味がなく、少しずつでも前進しなければいけません。また、イチローさんは「やってみてダメだとわかったことと、はじめから『ダメだ』と言われたことは、違います」とも語っています。
最後に
今回はイチローさんがこれまでに残した名言や努力の天才から学ぶ言葉を紹介しました。実際にやってみるまでは結果はわからず、経験して初めて価値となることもたくさんあります。前に進むことの重要さを、これら名言から学ぶことができるのではないでしょうか。また、当たり前の繰り返しや恐れずに挑戦することの大切さが理解できましたね。何かに思い悩んだ時の参考にしていただければ幸いです。